top of page

2000年頃からギター収集を始めた私だが,当初ビルローレンスのギターは完全に興味の外にあった。しかしその数年後に惹かれ始めた。そんな中であるサイトを見つける,ビル好きにはおなじみのThe Study Of Bill Lawrence Guitars(閉鎖)とBill Lawrence Data Boxというサイトである。それを参考にいくつかビルローレンスのギターを集め始めた。
このギターもそうだが同社機の特長としてまず木材がしっかりしている。流石Morrisブランドのフォークギターでギター用材の知識と経験を蓄積させたモリダイラ楽器のものだけある。安いモデルにも1〜2ピースの単板ボディーを使うというのにも感心する。
ビルローレンスのギターには二種類のシングルコイルピックアップが使われている。ひとつは有名なブラックラベルで,もうひとつはブラックトレイサーという。ブラックラベルであるには以下の二つの条件を満たさなければならない。
1)裸ボビンの真ん中に穴が開いていること
2)裏側にバーマグネットがないこと
もしこのギターのように裸ボビンの真ん中に穴があっても,裏にバーマグネットがあれば,それはブラックトレイサーである。BC1D-57とBC1D-62には当初ブラックラベルが搭載されていたらしいが,半年後にブラックトレイサーに変更されたという情報がある。
ブリッジ駒に弦を安定させる凹みがある点がBC1D-62のハードウエアとは異なる。握りやすいネック形状とセミフラットな指板は弾く楽しさを与えてくれる。アルダー単板ボディ,3.37kg(弦を含む)。(2016.6.18更新)
![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() |
bottom of page