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近年1980年頃に生産されたBurnyのレスポールが殆ど手に入らない。GrecoもTokaiもグレードさえ選ばなければ入手は比較的容易だが,Burnyは元々玉数が少ないのか殆ど見ることがない。
ある日とあるサイトで当HPによってBurnyレスポールが過大評価されオークション落札価格の高騰に至っているという記載を見つけた。それ以降適切な言葉を選んで主観に偏り過ぎないように意識するようにしている。
しかし1980年付近のBurnyのレスポールは掛け値なく良いもので,やはり良い物は良いとはっきり言っておきたい。
シリアルは打刻されていないがラッカーフィニッシュであることやトラスロッドカバーの形,Super Gradeの文字の位置が高いことから80年代初頭のRLG-90と推定した。
この時代のBurnyは精密な工作機械を用いて丁寧に作られている。写真が示すようにピックアップキャビティーのルータリングも全く見事で,切削面の毛羽立ちがなくなめらかで全く隙がない。驚いたことに内部構造まで正確にコピーされている。もし手元に「The Beauty of the ‘Burst」があれば201ページを開いて欲しい,私の意図することが分かるはずだ。電装系についても手が抜かれておらずオイルコンデンサーが使用されている。
バックはマホガニー2ピース,ネックはマホガニーワンピース,音はレスポールらしさが際立っていて気持ちがいい。重量は4.37kg(弦を含む)。 (2016.8.20更新)
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