
Fernandes Burny RLG-50 '59 Model(RLG-50-59)のCS(チェリーサンバースト)モデル,この個体は非常に状態がよく,ほぼデッドストック状態。
The Revivalというコピーモデルシリーズは1981年のカタログから始まり,1988年までは続いていたことが確認できた。1989年にはどうやら同シリーズは消えたようだ。
手元にあるカタログで調べた範囲では,1981年,同シリーズのレスポールスタンダードモデルは前年のカタログのラインナップをそのまま引き継ぐ形でFLG-90/150/240の3機種で始まった。翌82年から型番の頭をRLGに変更すると同時にラインナップがRLG-50/90/120/150の4機種構成に刷新され,1984年にRLG-60が追加され,1989年に終了したようである。
The Revival以降のBurny RLGのトラスロッドカバーは,両脇にコブのある独特な形になっている。ギブソンオリジナルのベル型トラスロッドカバーを備えていればThe Revivalシリーズだとみて良いということになるが,もちろん交換されている可能性も考えなければならない。
RLG-50であることの確認は比較的容易である。飾り気のないプレーントップにベル型トラスロッドカバー,フレットエッジバインディング,ニッケルメッキのハードウエアを確認できればほぼ間違いない。さらに製造年代を煮詰める方法としてピックアップの確認がある。このピックアップは真鍮ベースにグレーのワイヤー,1982~84年モデルに搭載されていたL8000ピックアップの特徴を示している。それ以降の同シリーズには真鍮ベースに黒ワイヤーのVH-4に変更されているという。
このような廉価なモデルすら今や入手することが楽ではない。
マホガニー2ピースバック,重量は4.40kg(弦を含む)。 (2016.8.20更新)
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