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1975年製Greco EG-1000。
このギターを所有するまでこのようなカラーが存在することを知らなかった。 当時のカタログには黒とレッドサンバーストしか記載されていない。便宜的にこの色をWR(Wine Red)と呼ぶことにする。
Greco製レスポールにシリアルナンバーが打刻されるようになったのは1976年以降である。そのためシリアルナンバーのないレスポールではピックアップスタンプを確認する必要がある。
ピックアップ裏側にスタンプされた数字の二桁目が'5'であることから1975年のものと判断。回路はバージンハンダの封印が残り電気系統に手が加えられてはいない。ピックアップの情報が信頼できるということだ。
出品されたときの商品の状態は酷いもので,フレットは完全に錆びた釘のように赤さびで埋まり,テールピースもブリッジもなし,ダイヤモンドインレイも割れていた。テールピースとブリッジは当時の純正パーツを用いて修復した。
この時代のEG-1000はダイヤモンドインレイの部分が弱いように感じる。私が所有するチェリーレッドの個体は全体的に非常によい状態でありながらこの部分が割れ気味になっている。4.46kg(弦を含む)。(2016.8.24更新)
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