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1979年製Greco EG-800,私はこのギターを"Freckles(ソバカス娘)"と呼ぶことにした。
目を引くのはトップのフレック,これほど多く表出されているものは珍しい。ペグは手元にあるGroverの中古に交換。
ポジションマークインレイは白蝶貝,EG-800以上はその仕様で,EG-700以下はパーロイドセル製。ただしEG-800GS(ゴールドトップモデル)は後者と同じパーロイドセル仕様である。
PUにはPU-0というダブルアジャスタブルポールピース仕様のものが搭載されている。この頃のグレコは以前よりも高出力を求めているようだ。 手元にあるU1000~U4000ピックアップの直流抵抗値を測定してみた。
U1000 7.55~7.71kΩ(個体数2 平均7.63kΩ)
U2000 7.65~7.91kΩ(個体数3 平均7.76kΩ)
U3000 7.66~8.09kΩ(個体数12 平均7.82kΩ)
U4000 7.84~8.13kΩ(個体数5 平均7.98kΩ)
グレードが上がるごとに出力も僅かに上がっているのが分かる。このギターに搭載されているPU-0ピックアップを測定したところ フロントPU 8.15kΩ リアPU 8.09kΩ という値で,さらに高い。ちなみに,同時期に発売されMR-1000に搭載されたのっぺらぼうピックアップPU-1は8.4kΩ以上の値を示していてさらに高出力であった。高出力化は時代の流れだったのかもしれない。
PU-0のサウンドはややドライ感が強いが悪くない。4.14kg(弦含む,ピックガードを外した状態)。(2016.8.24更新)
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