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1977年製Greco EG-800GS。
最近でこそ人気の高いP-90タイプのPUを搭載したギターだが,このギターが販売されていた頃は不人気だった。そのタイプのギターを使っている有名ロックギタリストがほとんどいなかったからであろう。当時は,もしシグルコイルサウンドが欲しいという場合,フェンダーを使うのが普通だった。P-90を搭載したレスポールを使うのは少数派だったのである。
このタイプのギターの日本で売れたのは,Charこと竹中尚人氏の寄与するところが大きいと思われる。当時彼はテレビに出演していて,時に1968年型Gibsonゴールドトップを弾いていた。P90のサウンドを我々に知らしめたのは彼である。太いけど歯切れのよいP-90系ピックアップ,この音を好むギタリストは多い。
所有している国産のゴールドトップ3器を並べてみた。左下のNavigatorのものは写真では分かりづらいが塗料中の真鍮粉が酸化してテール付近には緑青が吹いている。このEG-800GSの塗装も限りなくそれに近いが,ウレタン塗装のために真鍮粉が空気に触れず緑青が発生していない。実はEG-800GSをもう1台所有したことがあるが傷にだけ緑青が出ていた。中央のFernandes RLG-60 ‘56modelは両者とは明らかに異なった黄味の強いゴールドある。 4.76kg(弦を含む)。(2016.8.24更新)
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