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このギターは以前に紹介したタバコサンバーストのEspartoとは別物である。
手前味噌ではあるが,日本のギター史の記憶から消えゆこうとしているEspartoを多少なりとも全国の国産ギター愛好者たちに意識のうえに乗せたのは当サイトだと思っている。
もちろん当時Espartoを知っている人はそれなりにいたと思う。だが当時のESPは渋谷の小さなガレージショップで,田舎から気軽に出向いて買いに行ける場所でもなく,現実的には首都圏に住んでいる一部のギタリストだけがその実物を知り,またその価値を知っている,そのような代物だったと思う。
アッシュまたはセンの1ピースボディ。指板の塗装がいい具合に剥げてきている。トレモロユニットとピックアップアッセンブリーは交換されているようだが,なぜかピックガードを固定するネジ穴は増えていない。フロントにDiMarzio FS-1さらにブリッジにHS-2,センターに31276の刻印を持つGreco Ecxelを搭載する。
1970年代末に製造された国産ストラトの中で現在唯一本格的なビンテージ感を得られるのはEspartoを含めた僅かなギターだけである。3.49kg(弦を含む)。(2016.8.25更新)
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