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フェルナンデスのイーグルコピーモデルEG160。
ヘッドストック裏にシリアルナンバーの刻印はないが,ヘッドのFロゴも完全に一致しているので間違いないだろう。エスカッションは交換されているようだ。フェルナンデスは1970年代末から1982年頃までヘッド裏にシリアルナンバーを打刻していた。どうやらこのギターはそれ以降に作られたものらしい。より具体的には1982年から1984年にかけてである。1985年以降のカタログからはこのモデルは消えているのでそのように推定できる。
使用されている材はコアではなくモンキーポッドのようである。茶色と焦げ茶色の直線的なストライプ,導管の太さ。私が最初に入手したココアウイングを持つFEG160とは雰囲気が大きく異なるギターになっている。機種名がFEG-160からEG-160に変更されたのは,内容的に違うギターになったのだというフェルナンデスからのアナウンスだったのだろう。
材の価値はコアから落ちることになるが,音響学的にはコア材のキラキラ感とは異なるローとミッドに厚い穏やかな音色になってこれはこれでいいと思う。3.87kg(弦を含む)。(2025.10.25)
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