
Tokai LS200 "The Japanese 'Burst" 1980年製
2009年末に入手した1980年製LS-200。
まずは写真を眺めていただきたい。これぞジャパニーズ・バーストと呼ぶべき風格ある威厳を感じてもらえるだろう。ロゴはかのゴールドロゴ,ヘッド裏側の”200"のインレイが東海楽器の旗艦であることを示す。ちなみに私の所有する1980〜81年製LS200のロゴはすべてインレイである。一方1983年製のTLS-200にはデカールのロゴのものがあることを確認している。
トップのメイプルは言わずもがなの美しさだがあえて自己主張を拒否するかのような奥ゆかしさがある。派手な杢の美しさを競うことを冷笑するかのようにThe Beauty of the 'Burstの世界に誘う。
このギターのPUはGibsonの刻印型ナンバードPAFである。当初このPUは換装されたものだと思っていた。しかし交換された形跡はない。ピックアップのスタンプは1979年2月15日で1980年に作られたギターに新品で搭載されたとして何ら矛盾はない。
また,出品者によるとテールピースがゴールドであるという。よく見るとテールピースだけでなくブリッジもゴールドである。さらによくみるとポールピースもゴールド,つまりこのピックアップはもともとゴールドカバーだったようだ。そして色がくすんでいるがやはりチューナーもゴールド。つまり総ゴールドハードウェアでオーダーされたようである。
LS200の総合ページでLS200の受注生産について考察したが,このような本家バーストの仕様から外れたギターがショップ受注されたとはちょっと考えにくい。個人的に仕様が指定されて制作されたものではなかろうか。そんな「特異」なギターも新品時の金色のハードウェアを失い,その特異さは薄れて自然な色調に落ち着いている。4.20kg(弦を含む)。(2026.8.18更新)
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