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1980年前後に製造されたLS-200にお目にかかることはもう滅多にない。オークションでも年に1度あるかないかだ。
2008年4月にショップ物件として出品された1981年製LS-200,手に届く前の予想を超えて素晴らしい物だった。まずこのトップ,私はこのようなトップを初めて見たのはこれが初めてだった。やや小型の類円形模様が多数表出されていて,水の中に漂う泡を思わせるような杢である。
このトップはブリスターメイプル(Blister Maple)と呼ばれる杢,blisterとは泡のこと,和材用語でもそのとおり『泡杢』という。まさに見たままを表している。 さらに調べてみるとブリスターメイプルをトップに使ったギターは極めて珍しいことも分かった。高級ギターの代表格PRSやカスタムショップのギターで散見されるが球数は僅少,価格も軽く50万円を超える。オリジナルバーストでもただ1本だけ紹介されている程度だ。
入手時はゴールドのGroverペグに換装されていた。2008年5月,オールドTokaiのクルーソンタイプのペグに交換した。ペグの軽量化によってサスティーンはやや短縮したが,音は暖かみを増した。ピックアップは純正のDiMarzio PAF,重量3.97kg。(2016.8.26更新)
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