top of page

LS-50/60はLSシリーズの廉価グレードである。
当時の東海楽器はアーチドトップギターの全グレードを彫り出しトップで揃えていた。LS-80以上の機種はバックにホンジュラス・マホガニーでLS-50/60については単にマホガニーと記載されているが,おそらくアフリカンマホガニー(カヤ)である。またヘッド角がLS-80以上が18°に対して14°と浅く,塗装もラッカーではなくポリエステルである。
ヘッドストックの裏にあるシリアルナンバーは刻印ではなくスタンプになっている。この事実に詳しいサイト「Tokai LS-60/80 by Daizo」(閉鎖)によると,1980~1981年の2年間,長野で製造されたLS-50/60にインクシリアルが与えられ,そのギターのシリアルナンバーの2桁目には"1"がスタンプされたのだという。
ピックアップはオリジナルではLSホットというオープンタイプのものが搭載されている。このピックアップは高出力で音が暴れるため,現在はGibsonのものに換装している。
見た目の華はないが,全てのバランスが良く,弾いていてとても気持ちがいいギターである。3.95kg(弦を含む)。(2016.8.27更新)
![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
bottom of page