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1980年製LS-80。
全体的にコンディションの良い個体だが,Bigsbyトレモロユニットの装着痕が残っている。
無改造・フルオリジナルコンディションに拘る人も多いとは思う。私はむしろ拘らない方である。あくまでも個人的な指向であるが,私は人に使われたことがないギターに魅力を感じない。むしろ,ずっと長く使われ続けたという痕跡の残るギターを好む。それゆえ,改造というものに関して寛容なほうだと思う。もちろん程度にもよる。
改造には正統派といえるものとそうでないものがある。レスポールに関して言えば,Bigsbyトレモロユニットの装着痕は正統派とみなしている。
私がそのように考える理由は,岩撫安彦著「Beauty of the 'Burst: Gibson Sunburst Les Pauls from '58 to '60」の中にある。 掲載されている87本のBurstのうちBigsbyを装着している物,あるいは装着した跡が残されている物は11本(13%),これはかなり高率だといえる。
Bigsby装着を正統な改造とみなす理由としては十分ではなかろうか。4.07kg(弦を含む)。(2016.8.26)
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