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1983年製Aria Pro II PE-R100。購入は2010年3月24日。楽天市場をうだうだと巡回中にたまたま目に止まったギター。
某有名楽器店のもので価格は税込みで8万円強だった。当時特にAriaのギターに興味があったわけではなかったが,いわゆる衝動買いというものでつい買ってしまった。
かつて宇都宮の新星堂で試奏して以来30年ぶりに再び私の手に収まったPE-Rシリーズ,当時の感触は既に忘れていた。久しぶりに手にして,こんなに薄かったんだなと懐かしい感触を反芻した。
なぜこのようなハイグレードギターを塗りつぶし塗装を施したという点である。職人たちはこのような塗装が美しい木目を殺して木の自然な振動も抑えてしまうことを知っていた筈である。経営側からの不本意な要求があったのだろうか。
生音を出してみると,メイプル・マホガニー・メイプルの三層構造から想像される通りタイトな感触。塗装影響もあるかもしれない。アンプに繋いでみるとしっかりとした輪郭の音が出てきたがもっと低音の深い響きが欲しいという人も多いだろう。
標準的な指板形状のネックでハイフレットも弾きやすい。昨今価格が高騰していてなかなか手に入らない。これは少なくとも私の責任ではなく,16歳の時にこのギターを皿洗いのアルバイトで購入したとラジオ上で公表した福山雅治氏にあるのではなかろうか。(2016.8.16更新)
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